BLOG
2023年11月10日 [台東区 訪問看護]
上野めぐり〜東京国立博物館@〜
皆様、こんにちは♪ここ数日湿気がすごくて髪がクルクルな野村です。笑
今回は上野で博物館・神社巡りをしたのでそのお話をさせてください。
本日は東京国立博物館へ行ったお話となります。
コロナ前は、年間パスポートを買うほど博物館に行っては仏像・刀剣を見ていましたが、数年ぶりにこちらへお邪魔しました。
上野には博物館や美術館などいくつかあり、平日、土日問わず多くの人で賑わっています。
何回来ても飽きない場所です♪
今回は特別展で展示されている【京都・南山城の仏像】を見に行きました。
京都府の最南部、奈良県と隣接する地域を【南山城(みなみやましろ)】と呼ばれています。奈良時代には都が置かれ、
大寺院や中央貴族と深く関わり、この地域には多くの貴重な仏像が伝わっています。
平安時代に造られた浄瑠璃寺の阿弥如来坐像は国宝で、とても有名です。
今回の展示は浄瑠璃寺九体阿弥陀の修理完成を記念して、この地域に伝わる数々の仏像を展示する企画となっています。※仏像を様々な角度から撮影したかったのですが、ほとんどが国宝、重要文化財の為撮影できませんでした。
お土産として購入したポストカードの写真を載せます。
こちらが京都の浄瑠璃寺にあります、国宝阿弥陀如来坐像です。お顔がなんとなく某有名人に似ているような笑
平安時代に、京都を中心として30か所ほど九体阿弥陀堂が造られたと云われますが、現存しているのは浄瑠璃寺だけです。
こちらは京都の寿宝寺にあります、重要文化財 千手観音立像です。こちらも平安時代の作品となります。
千手観音と言うだけあって、手の部分は圧巻です。
今回の展示はあまり大規模ではなかったので、常設展も見てきました。常設展の方は様々なものが展示されていましたが、私が一番好きなのは刀剣です。
こちらは、国宝 太刀(たち)【名物 大包平(おおかねひら)】です。大包平を作刀した【包平】は、平安時代末期活躍した古備前派の刀工です。様々な日本刀の中でも、特に【名刀】であると評価されている5振を総称して【天下五剣(てんがごけん】と呼びますが、その中の一振り【童子切安綱(どうじぎりやすつな)】と呼ばれる太刀は刀剣界では【西の横綱】と評される名刀中の名刀です。そして【東の横綱】と呼ばれているのがこの【大包平】です。 この大包平は「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の三英傑に仕えた【池田輝政】の愛刀と言われています。
池田輝政は高価な金銀財宝には目もくれず、家臣たちを大事にしていましたが、この大包平だけは「一国に替え難い」と評し、大金を払って購入したと伝えられています。池田輝政をそこまで魅了した大包平ですが、なぜ天下五剣に含まれなかったのでしょうか。「天下五剣」と言われ始めた5振りの太刀は既に室町時代には選定されていました。池田輝政が活躍した時代は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将なので、天下五剣が選定されるずっと後のことであったため、含まれなかったとの事です。国立博物館ですと、様々な国宝が一度に見られるので、とても得した気分になります笑また、時間がある時に来てみようと思いました。
来年の1月には中尊寺金色堂の仏像が展示されるそうなので、また来ます♪
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
今回は上野で博物館・神社巡りをしたのでそのお話をさせてください。
本日は東京国立博物館へ行ったお話となります。
コロナ前は、年間パスポートを買うほど博物館に行っては仏像・刀剣を見ていましたが、数年ぶりにこちらへお邪魔しました。
上野には博物館や美術館などいくつかあり、平日、土日問わず多くの人で賑わっています。
何回来ても飽きない場所です♪
今回は特別展で展示されている【京都・南山城の仏像】を見に行きました。
京都府の最南部、奈良県と隣接する地域を【南山城(みなみやましろ)】と呼ばれています。奈良時代には都が置かれ、
大寺院や中央貴族と深く関わり、この地域には多くの貴重な仏像が伝わっています。
平安時代に造られた浄瑠璃寺の阿弥如来坐像は国宝で、とても有名です。
今回の展示は浄瑠璃寺九体阿弥陀の修理完成を記念して、この地域に伝わる数々の仏像を展示する企画となっています。※仏像を様々な角度から撮影したかったのですが、ほとんどが国宝、重要文化財の為撮影できませんでした。
お土産として購入したポストカードの写真を載せます。
こちらが京都の浄瑠璃寺にあります、国宝阿弥陀如来坐像です。お顔がなんとなく某有名人に似ているような笑
平安時代に、京都を中心として30か所ほど九体阿弥陀堂が造られたと云われますが、現存しているのは浄瑠璃寺だけです。
こちらは京都の寿宝寺にあります、重要文化財 千手観音立像です。こちらも平安時代の作品となります。
千手観音と言うだけあって、手の部分は圧巻です。
今回の展示はあまり大規模ではなかったので、常設展も見てきました。常設展の方は様々なものが展示されていましたが、私が一番好きなのは刀剣です。
こちらは、国宝 太刀(たち)【名物 大包平(おおかねひら)】です。大包平を作刀した【包平】は、平安時代末期活躍した古備前派の刀工です。様々な日本刀の中でも、特に【名刀】であると評価されている5振を総称して【天下五剣(てんがごけん】と呼びますが、その中の一振り【童子切安綱(どうじぎりやすつな)】と呼ばれる太刀は刀剣界では【西の横綱】と評される名刀中の名刀です。そして【東の横綱】と呼ばれているのがこの【大包平】です。 この大包平は「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」の三英傑に仕えた【池田輝政】の愛刀と言われています。
池田輝政は高価な金銀財宝には目もくれず、家臣たちを大事にしていましたが、この大包平だけは「一国に替え難い」と評し、大金を払って購入したと伝えられています。池田輝政をそこまで魅了した大包平ですが、なぜ天下五剣に含まれなかったのでしょうか。「天下五剣」と言われ始めた5振りの太刀は既に室町時代には選定されていました。池田輝政が活躍した時代は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将なので、天下五剣が選定されるずっと後のことであったため、含まれなかったとの事です。国立博物館ですと、様々な国宝が一度に見られるので、とても得した気分になります笑また、時間がある時に来てみようと思いました。
来年の1月には中尊寺金色堂の仏像が展示されるそうなので、また来ます♪
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪