看護師として、従業員として、感じてきた想いを率直にお話頂きました。
さとう・のりこ
10年以上のキャリアを持つ看護師。とら訪問看護リハビリステーションで働く以前から訪問看護に関わっており、2022年のステーション開設からオープニングメンバーとして従事。
とら訪問看護リハビリステーションについていろいろとお話をお伺いさせてください。ー
看護師の佐藤といいます。
とら訪問看護の開設当初から一緒に働かせていただいて今大体1年半くらいになります。
ここに来る前には内科病棟や訪問看護などで併せて10年以上看護師として働いてきました。
自己紹介ですが、性格はこさっぱりしているほうだと思います。(笑)
なのでスタッフの皆と必要以上に仲良しこよし、という距離感ではないですね、、、
自己紹介って難しい(笑)
いざ自己紹介って言われると困っちゃいますね(苦笑)
そのあたりについて教えて頂けますでしょうか。ー
そうですそうです。
直接的に一緒に働いていたわけではないんですけど、他部署というか、違う場所で同じ会社で働いていました。
お二人の雰囲気も当時からわかっていたので、一緒に働いたら面白そうだな、とは漠然と思っていました。
そうなんです。
今までは固い年上の方が多かったんですけど、とうとう自分もそっち側の年齢になってきてしまい、、、
その点お二人は年齢的にも近く、すでに知り合いの関係性があったので、思っていることを言いやすかったり気楽さもあるというところで一緒に働いてみようかな、と思いましたね。
あとスタッフのことを本当によく気にかけているなというか、こんなことまで聞いてくれるんだと思うようなかかわり方をしてくれることが多々あります。
お客様とのかかわりについて、「どんな風にやってるの?」とか「どんなコミュニケ―ションをとってるの?」とかなかなか気にかけてもらえないような細かい部分なんかも良く聞いてくれますね。
だから私も細かいところを聞いたりして、お互いにより良いやり方を盗みあってるような感じでしょうか。
私としては結構やりやすいと思っています。お二人がどう思っているかはわかりませんが(笑)
実は他の会社でもステーションの立ち上げに関わったことがありまして、自社で居宅を持っていて、ケアマネさんを抱えていたので結構すぐにお客様が集まるようなスタートだったんですね。
その点とら訪問看護ではケアマネは在籍しておらず、看護師がトップに立った会社なので自分たちで営業をして、お客様を獲得していく必要がありました。
もちろん大変な部分もあると思います。
自分たちが営業をしていく以上、どうすれば正解なのかとか、これは失敗だったとかを日々考えながら、関係する色々な人たちにご協力いただいて今に繋がっていると思います。
看護師としての働き方に加えて、会社の顔として地域とつながっていくという面白い経験ができた一年半だったな、と思っています。
一緒に働くスタッフの方との関係などはいかがでしょうか。ー
そうですね、大変コミュニケーションがとりやすい職場かな、と思っています。
知っている人が多いということももちろんあるんですけれど、私自身があまり人と話をしない方なんですが、上の方からも下の方からも積極的に声をかけて頂けています。
そうですね、必要なことは聞いてくれますし、わからないことも聞いてもらえるような関係づくりを意識していますね。
前の会社では規模も大きかったので、誰と連携をとって良いのかも見えづらい環境だったんですけど、とらの企業規模だと働く仲間や関わるお客様のお顔がしっかり見えるので安心して連携が取れているような気がします。
私よりも石塚さん、尾関さんのお二人が本当に大変だったと思います。
私はお二人がとってきてくれた依頼をとにかく丁寧に回っていくことに力を注ぎました。
やっぱり私たちがしっかりお客様に向き合ってよいケアをしていくと、それがケアマネさんにも届いて、またお願いしてみようか、とつながっていくと思うんですね。
また関係機関と関わる上での連携なんかも丁寧にお二人がやってくれて、私たち現場チームではできることをやる、その適材適所の皆の努力の結果が今なのかな、と思っています。
とらって給与形態や時短勤務なんかも含めて働き方を選べる会社なんですね。
私はとら訪問看護がメインなんですけど、ほかでも副業的なことも行っていて、それもOKだよと言ってもらえる環境です。
家庭やとらでの仕事、副業などを両立させながら働ける、という点が良いな、と思っています。
やっぱり、副業OKみたいなことを言う世の中になってきたように見えても、まだまだ選べないところも多いですよね。
オンコールを沢山とってしっかり稼いで、みたいなことも大事だと思うんですけど、それで疲れちゃって苦しくなってしまった方たちを見てきたこともあるので、お給与は少し少なくても、私は私のペースで無理なく働ける環境に居心地の良さを感じますね。
とら訪問看護はそういう点で私的には働きやすい職場だな、と思います。
それはもうね、やっぱりお客様から返ってくるんですね。
複数のスタッフが介入させて頂いているお客様などからは「この前来てくれた看護師の方はこんなことをしてくれてね」とか「あの人はすごく良くしてくれて」とか直接私たちの評価を伺うことができるんです。
「皆ちゃんとやれてるんだな」とか「こんなところで失敗をしてることもあるんだ」とか率直な声から感じ取れることが沢山あるので、それを自分にも取り入れて日々サービスの向上であったりお客様との関係性の向上につなげていきたいと思い、少しずつでも実践している、という感じでしょうか。
きっと他のスタッフの皆さんも同じように、お客さまから返ってくる反応、反響というものを自分自身に落とし込んでいるんじゃないかな、と思っています。
この質問についてはそれなりに考えてみたんですけれど、どうだろう(笑)
最初はあったような気もするんですが、私の性分的にも気になるとすぐに聞いてしまう質なので気になるところをどんどんつぶしていってしまっているのかもしれないです。
また、気になることを聞くといつもちゃんと答えてくれるので、前は気になるところがあったのかもしれないですけど、今はなくなっちゃいました(笑)
そうですね、気になることがあれば聞くことができるし、変に隠したりとかもしないことがわかっているので、安心して言いたいことを言っちゃいますね。
もちろん私の提案でもダメなものは、きちんとダメと返してくれますが(笑)
さっきの質問と内容がかぶっちゃうんですけど、やっぱり就業形態を選べるという点が魅力かなと思います。
病院や他の訪問看護ステーションとかだと、正社員かパートか、しか選べないみたいなこともあるので、そこはとらだからこその環境なのかな、と感じます。
あとは小さい規模でやっている会社なので、コミュニケーションがとりやすいかな、と思いますね。
小さいとか言っちゃいけないですけど(笑)
新しく入ってきた人にとって、もちろん最初は身構えちゃう部分もあると思いますけど、聞かれれば皆ちゃんと答える人ばかりなので、そういう部分もコミュニケーションの取りやすさみたいなものに繋がっていると思います。
入社してきてなにが心配って、やっぱりほとんどが人間関係じゃないですか。
私はいろいろと転職を繰り返してきた人間なので、そういう私から見てもとらは安心してもらえる環境だと思いますし、石塚さんとか尾関さんが一日一回は必ず皆に声をかけているので、自分の居場所、と思ってもらえるまでにそんなに時間はかからないのかもしれません。
あとはやっぱりこの土地柄が魅力なのかな、と思いますね。
台東区とか墨田区ですけど、おっきいものから小さいものまで本当にいろんなお店があって、私はそういうお店探しとかが好きなので、飽きることがないですね。
私は特にパンとか和菓子が好きなんですけど訪問の合間やお昼休憩なんかにちらっとのぞけるんです。
観光地としても非常に有名な地域なのであっちこっちに面白いお店があって、訪問の合間とかに素敵な出会いが沢山あるのが面白さだと思いますね。
もちろんお仕事の間に遊び歩いてるわけじゃないですよ(笑)
そうですね。住みやすいし、美味しいものも沢山あるし。
やっぱりスタッフ皆にとっても、訪問に行ってお客様のためにケアをするという一番大きな目的に加えて、この町を知って、遊ぶことの面白さみたいなものを感じられているんじゃないかな、と思います。
きっと皆似たような働き方をしてると思いますよ(笑)